都市・建築空間に、もっと「人間」の視点を。スペースシンタックスの分析的な空間デザイン検討で。

街の賑わい、経済的な繁栄、使いやすい 施設、気持ちの良い場所・・・これらの実現のために、各地・各都市で様々な議論、努力がなされています。

これらを支える強力な手法が、スペースシンタックスの空間デザイン検討です。

ロンドン大学で40年以上前に誕生し、実務をとおして発展してきた手法です。「人間の認知・行動」と「空間のつながり・関係性」の分析をベースに、より良い計画・デザインを導きます。

どのような場所をつくれるかは、どれだけ深くその都市を理解しているかにかかっている。

ビル・ヒリアー教授

『徳島の街を考えた』展アーカイブサイト

中心市街地の再生戦略

営業店舗が減る→人通りが減る→エリアの魅力度低下→買い物効率が悪い・歩いて楽しくない…悪循環

このままでは状況悪化の一途であることはわかっているが…。建設的な議論ができない…。→ まずは、客観的な「診断」を!

どこに、どの程度の人が歩いているのか? 効率的な調査方法で。どう解釈する?

スペースシンタックスは、経路としての使われやすさや、回遊しやすさなど、空間特性を指標化し、街の現状を理解しやすくします。

現況の課題に対しツボを押すように。         また必要に応じて外科手術も。データ・論拠に基づいた、建設的な議論によって、中心市街地のマスタープラン、商店街の活性化、公共空間整備に、空間的な戦略を!

コンパクトで、魅力的なコアを持つ街。多くの人が集まる場所を。

#01 中心市街地の再生戦略

都市の経済・社会・文化的な中心であり、地形・地勢的にも「まちの真ん中」であるはずの中心市街地。しかし、全国の地方都市で、空き店舗や駐車場だらけの商店街が多く見られます。様々な社会問題も関わり、難しいとされるこの問題。まず、何から考え始めれば良いのでしょうか?Read More...

複合ビル・再開発ビルの価値向上

駅と商店街を繋ぐ動線上にあるなど、 <br>  重要な立地であることが多い再開発ビル。しかし・・・

内向きの構成、迷路のようなレイアウト・・・立地特性を活かせていない。周囲にも貢献していない。

周辺の街路構成の分析により、どこを繋げば良いかを検討。その後、内部のレイアウトの分析へ。→プロジェクト・カテゴリー5もご覧ください。 #03 商業施設のレイアウト評価

たとえ、屋内であっても、便利な抜け道があれば、歩行者が通る。歩行者が通れば、その場所だけでなく、周辺でも様々な価値向上が。バーミンガムでは、公共施設内も含めて、戦略的に歩行者動線を繋いでいる。

人が通る=空間の価値が上がる。図書館内の通過動線(バーミンガム)

#91 複合ビル・再開発ビルの価値向上

大規模な複合ビル・再開発ビルの低層部は、内向きのレイアウトで構成されていることが多く、また、街の賑わいに寄与していないケースも見られます。なかには、迷路のような構成でわかりにくく、現代のニーズに応じた空間利用ができないものもあります。Read More...

スマートシティの空間構成検討

スマートなシティ?エネルギー消費・活用が効率的。クリーンで、皆が使いやすい移動手段。情報通信・コミュニケーションが円滑・・・それだけでいい?

美しくない街並み・・・。移動経路は、スマホに決めてもらう・・・。買い物は、ぜんぶ宅配・・・。SNSで十分。人には会わない・・・。こんな暮らし方って、スマート?

空間の特性を理解して、街をうまく修繕しながら、賢く使う。スマートシティには、スマートな都市デザインが必要不可欠では。

スマートなライフスタイルを支える技術とデザイン。

#92 スマートシティの空間構成検討

モビリティ、ICT、エネルギーなど、日本が誇る技術を活用できるテーマとして「スマートシティ」が注目されています。その一方で、「街の空間自体の」スマートさ、つまり、合理的かつ魅力的なものとなっているかどうかについては、十分な議論がなされていないようです。Read More...

交通安全・防犯性の向上

交通事故や犯罪は、「人」が起こすもの。でも、それらが「起こりやすい場所」や、「起こりにくい場所」が存在します。その場所が「どのような空間的な機能を持つか」によって、特性に違いがあるのです。

近隣の人だけが通る道(近距離・低速の移動)⇔不特定の人が通る道(広域・高速の移動)

スペースシンタックスは、街路特性の様々な指標化によって、 事故や犯罪のリスクを評価し、より安全な地域づくりに貢献します。

より安心して暮らせる地域づくりのために。

#02 交通安全・防犯性の向上

事故や犯罪が減少傾向にあるとしても、それらに対する不安感は簡単に減りません。子供が被害に遭うこともあり、住宅地の安全は重要な関心事であり続けます。危険箇所は「その場」の特性だけでなく「周辺との関係性」で決まるため、評価が難しいことがあります。Read More...

商業施設のレイアウト評価

快適で楽しいショッピング環境を提供する 商業施設。しかし、場合によっては・・・

テナント店主「うちの店舗の前、人通りが少ないな…」買い物客「この施設、行きたい店を探しにくいわ…」

人通りの偏り→不利な区画→テナント不採算…迷いやすい施設→買物に集中できず→顧客離れ…これらは「空間レイアウト」の問題です。

「空間レイアウト」の良否を図面だけで理解するのは難しい。

スペースシンタックスは、独自の指標化技術により、見えにくかった特性を可視化します。

既存の施設:リニューアル時のレイアウト修正によって、快適性が向上 → イメージup → 利用頻度向上/人の流れが変わり → 売上up → 施設の価値向上/新規の施設:レイアウト案を事前にチェック、改善して、開業後に問題が露呈するリスクを押さえ、魅力度・機能性の高い施設へ → 施設の価値向上

魅力的で、持続可能な商業施設づくりに向けて。

#03 商業施設のレイアウト評価

商業施設の売上には「人通り」が大きな影響を与えます。同じ施設内でも、「人が多く通る」場所と、「人があまり通らない」場所の偏りが大きいと、価値の低い場所ができてしまいます。これでは、施設として良いレイアウトとは言えません。Read More...

広場デザインの検討支援

ベンチを置いたからと言って、人が集まるわけではない。街のなかの「居間」のように。人が行き交う場所に広場を。

スペースシンタックスは、駅前広場の歩行者動線の現状を把握したり、広場のデザイン案の空間特性を指標化することなどにより、歩行者のための広場デザインを支援します。

楽しめる都市の屋外を、もっと日本に。

#04 広場デザインの検討支援

広場は西洋の文化だから日本にはない、と言われます。本当でしょうか?私たちも、屋外の気持ちよさを知っています。ただ現状では、「駅前広場」など、「人のためではない」広場が多く見られるのも事実です。近年になってようやく、人のための空間づくりが望まれるようになりました。Read More...

プロジェクト・カテゴリー

中心市街地の再生戦略

中心市街地の再生戦略

交通安全・防犯

交通安全・防犯

商業施設のレイアウト評価

商業施設のレイアウト評価

広場デザインの検討支援

広場デザインの検討支援

複合ビル・再開発ビルの価値向上

複合ビル・再開発ビルの価値向上

スマートシティの空間検討

スマートシティの空間検討

Tweets by @Space_Syntax_Jp
Space Syntax Exhibition Archive 金沢21世紀美術館デザインギャラリー