都市・建築空間に、もっと「人間」の視点を。スペースシンタックスの分析的な空間デザイン検討で。
街の賑わい、経済的な繁栄、使いやすい 施設、気持ちの良い場所・・・これらの実現のために、各地・各都市で様々な議論、努力がなされています。
これらを支える強力な手法が、スペースシンタックスの空間デザイン検討です。
ロンドン大学で40年以上前に誕生し、実務をとおして発展してきた手法です。「人間の認知・行動」と「空間のつながり・関係性」の分析をベースに、より良い計画・デザインを導きます。
どのような場所をつくれるかは、どれだけ深くその都市を理解しているかにかかっている。
ビル・ヒリアー教授
私はこの技術が実践で役立つことを知っている。私は、分析・観察・研究の世界と、情熱・印象・直感の世界の双方を愛している。スペースシンタックスは、それら異なる世界を相互作用させる試みである。
ノーマン・フォスター(建築家)
#01 中心市街地の再生戦略
都市の経済・社会・文化的な中心であり、地形・地勢的にも「まちの真ん中」であるはずの中心市街地。しかし、全国の地方都市で、空き店舗や駐車場だらけの商店街が多く見られます。様々な社会問題も関わり、難しいとされるこの問題。まず、何から考え始めれば良いのでしょうか?Read More...
#91 複合ビル・再開発ビルの価値向上
大規模な複合ビル・再開発ビルの低層部は、内向きのレイアウトで構成されていることが多く、また、街の賑わいに寄与していないケースも見られます。なかには、迷路のような構成でわかりにくく、現代のニーズに応じた空間利用ができないものもあります。Read More...
#92 スマートシティの空間構成検討
モビリティ、ICT、エネルギーなど、日本が誇る技術を活用できるテーマとして「スマートシティ」が注目されています。その一方で、「街の空間自体の」スマートさ、つまり、合理的かつ魅力的なものとなっているかどうかについては、十分な議論がなされていないようです。Read More...
#02 交通安全・防犯性の向上
事故や犯罪が減少傾向にあるとしても、それらに対する不安感は簡単に減りません。子供が被害に遭うこともあり、住宅地の安全は重要な関心事であり続けます。危険箇所は「その場」の特性だけでなく「周辺との関係性」で決まるため、評価が難しいことがあります。Read More...
#03 商業施設のレイアウト評価
商業施設の売上には「人通り」が大きな影響を与えます。同じ施設内でも、「人が多く通る」場所と、「人があまり通らない」場所の偏りが大きいと、価値の低い場所ができてしまいます。これでは、施設として良いレイアウトとは言えません。Read More...
#04 広場デザインの検討支援
広場は西洋の文化だから日本にはない、と言われます。本当でしょうか?私たちも、屋外の気持ちよさを知っています。ただ現状では、「駅前広場」など、「人のためではない」広場が多く見られるのも事実です。近年になってようやく、人のための空間づくりが望まれるようになりました。Read More...