Space Syntax Japan

4. 大規模施設の空間構成・レイアウトデザイン

背景・課題

快適な環境のなかで楽しく買物ができるショッピングモールは、米国で「発明」されたものですが、日本では独自の発展を遂げてきました。一方で、百貨店なども含む大規模商業施設は、ライフスタイルや流通の変化により、その機能だけでなく空間的にも新たな発明が求められているようです。また、買物だけでない外出理由として、スポーツ・芸術文化・エンターテイメントの重要性が増し、それらの大規模施設の整備計画が各地で進行中です。

スペースシンタックスにできること

商業施設の配置デザインについて、来場者(顧客)・テナント店舗・施設オーナーの全てにとって良いレイアウトへと導きます。空間特性の指標化分析と豊富な実績からの知見を活かして、新規施設だけでなく、リニューアルや機能転換、空間再編・再構成の検討に貢献します。
また、スポーツや音楽・舞台芸術等の大規模会場についても、利用者のスムーズな動線や、印象に残る空間体験のための検討を支えます。

具体的な成果のイメージ

現況あるいは設計案の図面から、場所の特性を指標化・可視します。これを専門的に考察し、課題や改善可能な部分を示します。また、改善効果の可視化を行い、合理的な意思決定を助けます。
また必要に応じて、大規模集客施設の退場時動線(混雑回避)のシミュレーションを活用して、3次元の可視化を行います。

関係する方々

民間ディベロッパー、商業施設関係事業者、スポーツ、レジャー、エンターテイメント施設関係事業者 など

主な業務実績(エリア/年度/検討主体※)※ 業務受注、JVでの受注、再委託受注なども含まれます。

・ららぽーと東京ベイ/2004-2023/三井不動産
・MOP木更津/2010-2021/三井不動産
ほか、新規・既存施設の検討、30施設以上