全国の地方都市で、賑わいのない、うらぶれた商店街などが見られます。地理的、社会的な中心であるはずの場所が、徐々に失われつつあります。この問題に向き合うには、まず、現状の客観的な「診断」が必要であると考えます。毎年、歩行者交通量調査を行っているところもありますが、限られた地点のみの定点観測結果をグラフ化する程度で、データが十分に活用されていないことが多いようです。